粗塩マッサージとは?
自宅で手軽にできる健康法はいろいろあると思います。
ここでとりあげるのは、主に老廃物の体外への排出を促進する方法
の一つです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、粗塩を使ってのマッサー
ジです。
●効 果
皮膚の毛細血管の循環を活発にする。
老廃物の運搬を担っているのが皮膚にある毛細血管です。
保温効果の持続。
体が適度に温かいと免疫力も高まるといわれています。
適度な保温は副交感神経を刺激し、免疫力と関係の高いリンパ球を
増やすといわれています。
肌への適度な刺激による爽快感など。
粗塩のつぶが適度に皮膚を刺激し、マッサージ効果が高まる。
部 分 マ ッ サ ー ジ の 方 法
●準備するもの
粗塩(天然塩、つぶが粗いほど肌には程好い刺激に)
お風呂、シャワーなどの準備
●手 順
①お風呂で温まります。又は、温かいシャワーをかけて体を充分に
濡らします。
②粗塩を適量手に取ります。
(目安として小さじ1杯弱程ですかね・・・)
腹部や腰、臀部などはやや多めに。
二の腕や太もも,ふくらはぎなどは小さじ1杯弱ぐらい。
③手に取った塩を優しく体にこすりつけます。
塩つぶが完全に消えるまでマッサージ。
●腹部のマッサージ方法
最初片手で塩をお腹全体にになじませます。
大腸に沿って両手を重ねて少し押さえながら時計回りにマッサージ
わき腹、下腹部を軽くもみほぐす。
わき腹からおへそに向かってマッサージ。
わき腹から足の付け根に向かってマサージ。
●腰、二の腕や太もも,ふくらはぎなど
腰はやや強めにマッサージ。
二の腕や太もも、ふくらはぎ等は末梢から中枢へ向かってマッサージ
足の裏にたっぷり塩をつけて、もみほぐすととても気持ちが良いです。
全身マッサージも気分爽快です。
その他・注意することなど
●注意すること
傷や湿疹などのある部位は避けてください。かなりしみて痛いです。
顔をマッサージするときは目に入らないように。
目を閉じていてもしみてきますので、目のまわりは直接塩はつけな
いで、塩湯で軽くつける程度に!
●後始末
体もお風呂場も水できれいに洗い流しましょう。
●期待される効果
新陳代謝の活発、発汗作用、お肌の引き締まり、ダイエット、気分の
爽快感、内臓の働きをよくするなど。
2~3日で効果が出る人も。