二日酔いの原因

一般的に言われている主な原因は、アルコールが肝臓で分解される時に発生する
アセトアルデヒドという有害物質が、嘔吐、頭痛、顔面紅潮、悪心などの症状を
引き起こすといわれています。
他にもいろいろ原因物質があるようですが、まだはっきりしていない部分も、
あるようです。

アルコールを飲むと肝臓に負担がかかりますが、その時、糖の放出が抑制され、
血糖が低くなるようです。
飲酒後に空腹を感じたり、甘い物が食べたくなるのはこれが原因のようです。

＊アルコール性の胃炎で吐き気、嘔吐の症状を引き起こすこともあります。

二日酔い対策

《対策１・アルコールを飲む前》

●飲む前に、牛乳やバター、生卵、ヨーグルトなどを食べておくと、
胃の粘膜を保護してくれます。

＊油脂は胃の粘膜を保護してくれます。
摂りすぎには注意！

●果糖・ブドウ糖の多い食物、特に柿や蜂蜜がお勧めです。
＊肝臓を元気に してくれます。


《対策２・アルコールを飲んだ後》
お酒を飲んでしばらくすると、甘いものを食べたくなる方も多いかと思います。
肉体的に疲れている時も、ほしくなります。体が要求しているんですね。
肝臓が疲れているというサインを送っているのだと思います。
そんな時助けてくれる食品は、
果物（柿、バナナ、グレープフルーツ、果汁など）
スポーツドリンク
和菓子（小豆の餡がお奨め）、チョコレート
味噌汁（特にシジミの味噌汁）
などです。
お勧めの食品は　金柑の蜂蜜煮です。風邪の予防にもなります。

＊お酒の肴には、豆腐・枝豆・チーズなどが良いようです。

☆二日酔いが酷くても、どうしても仕事には行かなければならい時があります。
その時は医療機関で点滴を受けるのも選択の一つですね。
私も二日酔いで仕事を休めなかった時、ブドウ糖２０ｍｌを静脈注射してもらい
ました。静脈注射はすぐ効果が出ます。
注射中に体のだるさがスーッと消えて楽になりました。