渡航者の為の主なワクチン 狂犬病ワクチン

狂犬病ワクチン

ワクチンの種類
ヒト用狂犬病ワクチン(乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン)
不活化ワクチン

投与方法
皮下注射 時に筋肉内注射

回 数
合計3回(暴露前のワクチン接種)
事前予防接種の履歴が明らかな場合の暴露後のワクチン接種は2回
事前接種をしていない場合の暴露後ワクチンは計6回。
*暴露後とは犬などに咬まれた後のこと

間 隔
1回目 初めて接種
2回目 1回目から4週間後
3回目 2回目から6~12か月後に追加接種
☆時間に余裕がない場合は、少なくとも2回は接種

暴露後のワクチン接種の間隔
事前接種済みの場合は、2回目は3日後
事前接種していない場合は、3日、7日、14日、30日、90日
*初回の接種日を0日としています。

抗体が上昇するまでの期間
2回目の接種から2週間後??

免疫の有効期間
3回接種で6~12ヶ月

副反応
局所反応(発赤、腫脹、疼痛等)、一過性の発熱 など

◆メモ◇~~~~~~~~~~~~
ウィルスに感染した疑いがある場合は、
狂犬病ワクチンと抗狂犬病ウイルス免疫グロブリンをすみやかに投与。
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 狂犬病に関する詳細は下記をご参照ください。
 狂犬病(当HP内)

渡航者の為の主なワクチン 項目一覧
A型肝炎ワクチン
黄熱ワクチン
狂犬病ワクチン
ジフテリアトキソイドワクチン
日本脳炎ワクチン
破傷風トキソイド ワクチン
B型肝炎ワクチン
ポリオワクチン
麻疹ワクチン

◇参考引用文献
 インターネット
  厚生労働省HP内
   狂犬病に関するQ&Aついて
   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
  国立感染症研究所・感染症情報センターHP内
   ヒト用狂犬病ワクチンの国内外の状況と接種体制
   http://idsc.nih.go.jp/iasr/28/325/dj3259.html
   狂犬病
   http://idsc.nih.go.jp/disease/rabies/index.html
   感染症の話・狂犬病
   http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_18/k03_18.html
  細菌製剤協会HP内
   狂犬病PDF
   http://www.wakutin.or.jp/qanda/qa2009_15.pdf