デング熱
デング熱は、デングウィルスが感染して起こる熱性感染症です。
主な症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、発疹などです。
発熱以外の症状が出ないこともあるようです。
感染しても、症状が出ないことも多いようです。
感染経路は、蚊(ヒトスジシマカやネッタイシマカ)を介して感染します。
日本の場合はヒトスジシマカが媒介(活動範囲は50~100メートル程度)で、
限定された場所での一過性の感染と考えられているようです。
日本での活動時期は、5月中旬~10月下旬頃まで。
ヒトからヒトへの直接感染はないようです。
潜伏期間は、2~15日(通常2~7日)
特別な治療法はなく、対症療法になります。
ワクチンや予防薬はなく、蚊に刺されないことが一番の予防法になります。
予後は比較的良好な感染症。
発症し場合は1週間程度で回復。
稀に重症型(出血傾向など)になる場合もあり、死亡することもある様です。
★ 症状が出た場合は、市販薬の解熱剤は使用せず、
医療機関で受診することが大切です。
インフルエンザと同様に、解熱剤の種類によっては重症化するケースもあるようです。
まとめ
病原体
デングウィルス
潜伏期
2~15日(通常2~7日)
感染経路
蚊(ヒトスジシマカやネッタイシマカ)を介して感染
日本の場合はヒトスジシマカが媒介
日本での活動時期は、5月中旬~10月下旬頃まで。
*ヒトからヒトへの直接感染はない。
主な症状
発熱、頭痛、筋肉痛、発疹など
*発熱以外の症状が出ないこともある。
予後
比較的良好
発症し場合は1週間程度で回復。
稀に重症型(出血傾向など)になる場合もあり、死亡することもある。
予防
ワクチンや予防薬はなく、蚊に刺されないことが一番の予防。
注意すること
症状が出た場合は、市販薬の解熱剤は使用せず医療機関で受診することが大切。
インフルエンザと同様に、解熱剤の種類によっては重症化するケースもある。
■気になる感染症 項目一覧
ジカ熱
中東呼吸器症候群(MERS)
エボラ出血熱
デング熱
手足口病
風疹
梅毒
参考引用文献
インターネット
厚生労働省HP内
デング熱について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html
デング熱診療ガイドラインPDF
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20140916-02.pdf
厚生労働省検疫所HP内
感染症についての情報 デング熱
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html
国立感染症研究所HP内
デング熱とは
http://www.nih.go.jp/niid/ja/encycropedia/392-encyclopedia/238-dengue-info.html
記事まとめ 2014/10/6