症 状
インフルエンザ脳症は、インフルエンザに罹った人が発症する重篤
な合併症です。5歳以下の乳幼児に多いとされています。
主な症状としては、意識障害、けいれん、異常な言動などがあります。
◎意識障害
神経症状の中で、もっとも重要。
意識障害が軽い場合は、診断に迷うこともある。
意識がはっきりしていない場合は、二次又は三次医療機関で診察。
◎けいれん
けいれんを繰り返さず、時間が短い(目安は10~15分以内)
左右対称のけいれんで、意識がはっきりしている場合は様子観察。
意識がはっきりしていなければ、二次又は三次医療機関で診察。
異常行動や言動がみられた場合も、二次又は三次医療機関で診察。
けいれんを繰り返す、けいれん時間が長い(目安は10~15分以上)
左右非対称のけいれんの時は、意識障害がなくても二次又は三次
医療機関で診察。
◎異常な言動
インフルエンザ脳症の前駆症状 : 例
両親にもわからない意味不明な言葉
ろれつがまわらない、おびえ、恐怖の訴えや表情
自分の手を噛む(食べ物との区別がつかない)
大声で歌う、急に怒り出す、泣き出す、幻視、幻覚 など
熱せん妄や脳症までには至らない、一時的な場合もある。
意識障害も伴っていれば、二次又は三次医療機関で診察
*参考・引用文献
厚生労働省HP内
インフルエンザ脳症ガイドライン PDF
続きはこちらです→ タミフルについて
◇インフルエンザと風邪の違い
◇インフルエンザの診断
◇インフルエンザの治療
◇予防接種について
◇インフルエンザに罹ったら
◇具体的な対策
◇インフルエンザ脳症について
◇タミフルについて
◇参考文献
インターネット
厚生労働省HP内
インフルエンザの基礎知識
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/file/dl/File01.pdf
今冬のインフルエンザ総合対策について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/
インフルエンザ(総合ページ)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html
インフルエンザに関する報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
インフルエンザ予防のために~手洗い・マスクのススメ)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7362.html?t=46&a=1
マメたろうとインフルエンザ(キッズ向け)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7361.html?t=46&a=1
インフルエンザ対策の啓発ツール集
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
インフルエンザQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省HP内)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
インフルエンザ脳症ガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/09/dl/info0925-01.pdf
国立感染症研究所ホームページ内
『インフルエンザ流行レベルマップ』
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html
書籍
最新医学大辞典(医歯薬出版株式会社)