インフルエンザの診断

診 察 所 見

医師の診察時の問診や視診などの所見が重要になります。
時期や自覚症状や他覚症状、環境などを参考にします。
寒い時期に38度以上の急な発熱と、頭痛、腰痛、筋肉痛、全身倦怠
感などの全身症状があれば、インフルエンザを疑います。
さらに近くにインフルエンザに罹患した人や流行の兆しがないか
確認します。
疑わしいようであれば、検査を実施します。


検 査

検査には結果が早く出る迅速診断用キットが多く使用されています。
キットの種類によって判定時間は異なります。
10~15分で結果が出るキットもあります。
100%確実な検査ではなく、陰性でもインフルエンザに罹患している
場合(偽陰性)や陽性でもインフルエンザに罹っていない場合
(偽陽性)もあるようです。その為、診察時の問診や視診等と合わ
せて総合的に判断されます。

*インフルエンザの初期の段階では、ウィルスの量が少なくて陰性
を示す場合もあるようです。
ウィルスが最も多く排出される時期は、発症後4~5日。


検 査 方 法

菌が付着しやすい鼻粘膜や咽頭粘膜の分泌液を採取します。
鼻腔拭い液、咽頭拭い液、鼻汁の何れかを検査します。
採取方法は、綿棒を使用する方法、吸引器を使用する方法、鼻かみ
シートを使用する方法があります。
拭い液の場合は綿棒を使用します。
鼻汁の場合は、吸引器や鼻かみシートを使用します。
    
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◇参考文献
インターネット
厚生労働省HP内
インフルエンザの基礎知識
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/file/dl/File01.pdf
今冬のインフルエンザ総合対策について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/
インフルエンザ(総合ページ)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html
インフルエンザに関する報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
インフルエンザ予防のために~手洗い・マスクのススメ)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7362.html?t=46&a=1
マメたろうとインフルエンザ(キッズ向け)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7361.html?t=46&a=1
インフルエンザ対策の啓発ツール集
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
インフルエンザQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省HP内)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
インフルエンザ脳症ガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/09/dl/info0925-01.pdf

国立感染症研究所ホームページ内
『インフルエンザ流行レベルマップ』
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html

書籍
最新医学大辞典(医歯薬出版株式会社)